共生社会フォーラムin滋賀[全体フォーラム2022]

令和4年11月22日(火)・23日(水・祝)

滋賀県彦根市開催

会場へのアクセス

滋賀大学 彦根キャンパス 講堂

JR「彦根駅」から直行バスまたはタクシーで約10分

滋賀県彦根市馬場1丁目1番1号
TEL 0749-27-1005

 

*会場に駐車場はありません。公共交通機関でご来場いただくか、お車でお越しの際は近隣の駐車場をご利用ください。

プログラム・タイムテーブル

コース①一般参加

表現活動・映像・シンポジウム

糸賀一雄記念賞音楽祭の映像や、とんてんかんてんワークショップグループによるパフォーマンスの鑑賞、「糸賀一雄」の思想と実践についてまとめたNHK番組の視聴をします。また、今回は全体フォーラムとしてシンポジウムも開催します。

*1日目14:30までのプログラムにご参加いただきます

コース②研修参加

語り部等養成研修

福祉施設で職員を指導・助言する立場にあり共生社会の基本理念を語り広める「福祉支援語り部」を養成する第1分科会、福祉分野に関心を持つ学生や福祉職新任者の方を対象とする第2分科会に分かれてのグループワーク研修を行います。

*コース①に加え、2日間すべてのプログラムにご参加いただきます

コース③交流参加

実践報告・交流会

これまで各ブロックで開催した研修の受講経験者とメンターによる実践報告・交流会を開催します。研修受講時に作成したアクションプラン等に基づき、職場や地域で行った実践例を情報交換し、各人の今後の展開について話し合います。

*1日目15:00〜のプログラムにご参加いただきます

1日目

9:45 – 10:00

開会あいさつ

10:00 – 10:50

表現活動(映像鑑賞)

糸賀一雄記念賞第20回音楽祭

表現活動

とんてんかんてんワークショップグループ

活動紹介

みんなでつくる“ぐるりまるごと劇場”プロジェクト

11:00 – 12:00

映像視聴

NHKスペシャル「ラストメッセージ この子らを世の光に」

日本初の公的福祉施設「近江学園」設立に尽力した糸賀一雄と彼を支えた池田太郎や田村一二らについて紹介。障害のある子どもたちと寝食を共にし、生き生きと暮らす糸賀や職員たちの姿を記録した当時のフィルムに映るのは、まさに「福祉」の原点と言える。

13:00 – 14:30

シンポジウム

「 いのちに意味がある~共生社会フォーラムで何を大切にしてきたのか~」
シンポジスト 奥田 知志 氏 ・ 玉木 幸則 氏 ・ 大平 眞太郎 氏 ・ 田中 正博 氏

15:00 – 17:30
コース②対象

グループワーク研修①

(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)

いずれの分科会でも福祉の思想・普遍的価値の共有を目的として、基調講演や映像&トークプログラムを題材に、個人の内面に向き合うワークとグループディスカッションを行います。

15:00 – 16:00
コース③対象

実践報告・交流会

これまでのフォーラムにおけるコース②受講経験者とメンター経験者を対象に実施します。

2日目

9:30 – 12:00
コース②対象

グループワーク研修②

(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生」グループ)

第1分科会では、やまゆり園での事件を題材に、“生きる意味のない命がある”“障害者は社会に不幸をもたらすだけ”という考えに同調する意見などに返す言葉をもつためのワークを行います。第2分科会では、一般社団法人兵庫県相談支援ネットワークの代表理事でNHK Eテレ「バリバラ」の出演などで知られる玉木幸則氏とともに、“そもそも障害とはなんだろう?”をテーマに率直に語り合います。

13:00 – 15:30
コース②対象

グループワーク研修③

(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)

第1分科会ではグループワーク研修①や②を踏まえて、それぞれが自らの職場に戻って語りの場を持つことができるよう、メンターのサポートを受けながらアクションプランを作成します。第2分科会では、グループワーク研修②の議論を引き継ぎながら、玉木幸則氏とともに、“学生一人ひとりが抱える生きづらさ”を言葉にしながら、“福祉=幸せの追求”や“そもそも人が生きること”について、向き合います。

15:30 – 16:00

まとめ・ふりかえり/閉会あいさつ

出演者

糸賀一雄記念賞音楽祭

糸賀一雄記念賞の受賞者を県民で祝うことを目的に2002年にスタートした本音楽祭は、様々な垣根を越えたボーダレスで魅力あふれるステージとして、人が表現することの本質を広く世間に投げかけてきた。今年度は「星めぐりの旅」をテーマに、12月4日ひこね市文化プラザで開催予定。

とんてんかんてんワークショップグループ

滋賀県の北部、湖北地方に伝わる民俗芸能「鍛冶屋太閤踊」。独特のバチさばきと誘いかけるような童音頭(わらべおんど)の節回しをいかしつつ、和太鼓の響きを加えた躍動感と創意あふれる演奏を令和3年度音楽祭で披露した。

シンポジスト

奥田 知志 氏

認定NPO法人抱樸 理事長

1963年滋賀県生まれ。東八幡キリスト教会牧師、NPO法人ホームレス支援全国ネットワーク理事長、(公財)共生地域創造財団代表理事、(一社)生活困窮者自立支援全国ネットワーク代表理事、(一社)全国居住支援法人協議会共同代表。NHK「プロフェッショナル」出演。著書多数。

玉木 幸則 氏

(一社)兵庫県相談支援ネットワーク 代表理事

1968年兵庫県姫路市に仮死状態で生まれる。4歳で肢体不自由児療育施設に入所。小中学校は、地元の普通学級で学ぶも高等学校では養護学校へ。1991年日本福祉大学社会福祉学部卒業後、自立生活センター・メインストリーム協会勤務。2013〜2020年、西宮市社会福祉協議会勤務、相談支援や生活福祉資金、日常自立生活支援事業などに携わる。現在、NHK Eテレ「バリバラ」にレギュラー出演中。

大平 眞太郎 氏

(社福)グロー法人事務局福祉事業部ケアシステム推進課長

1975年大阪府生まれ。2001年(社福)びわこ学園入職。重度障害者への直接支援、相談支援業務に従事。2011年(社福)滋賀県社会福祉事業団(現・グロー)入職。2016年厚生労働省障害福祉課・相談支援専門官、2019年滋賀県障害福祉課・障害福祉専門幹として相談支援体制整備および障害者プランの策定業務を担当。2021年より現職。滋賀県障害者自立支援協議会事務局(県委託)事務局長。

田中 正博 氏

全国手をつなぐ育成会連合会 専務理事

1982年民間福祉団体このみ設立に参画。その後、東久留米市さいわい福祉センター、社会福祉法人を経て、2004〜2008年国立のぞみの園。 2010年障がい者制度改革推進会議総合福祉部会委員。2011年から全国手をつなぐ育成会連合会常務理事を経て現職。共生社会フォーラムでは語り部養成研修アドバイザー。

受講要件

コース①

どなたでもご参加いただけます。

コース②

2つの分科会に分かれます。
それぞれの要件は以下の通りです。

 

<第1分科会>福祉支援語り部(中堅)

福祉職や教員および行政職としておおむね5年以上の現場経験を有し、職場で中堅職員、管理者等として職員を指導・助言する立場にある人。研修を経て共生社会の基本理念を職場内で実践し、語り広めることが期待できる人で、所属の施設・事業所、社会福祉協議会、社会福祉法人経営者協議会、学校長・教育委員会、自治体等から推薦された人。

 

<第2分科会>学生・新任者

在籍する学部等を問わず、福祉に強く関心がある大学生等。または、福祉施設・事業所等に就職しておおむね数年以内の新任者や内定者。

コース③

これまでに語り部等養成研修を受講された方が対象です。
受講対象者の方には、プログラムの詳細を個別にご案内します。

参加申込方法・定員

申込方法

コース①のみ参加の「一般参加」とコース①・②両方に参加する「研修参加」、いずれも事前の申込が必要です。ウェブサイト、もしくは参加申込書に必要事項を記入の上、申込フォームまたはFAX(077-567-1708/申込書様式PDF)でお申し込みください。「一般参加」に参加条件はありませんが、「研修参加」は上記の受講要件を満たす方が対象です。また、研修参加者は事前にお送りする資料を読んで研修に臨んでください。コース③の受講対象者には個別にご案内します。

申込受付締切:令和4年11月15日(火)※定員になり次第、締め切りとします。

定員

コース①一般参加 60名

コース②研修参加 24名
(第1分科会16名/第2分科会8名)

コース③交流会参加 20名
(他オンライン視聴多数)

主催・実施

主催:厚生労働省

実施:公益財団法人 糸賀一雄記念財団