共生社会フォーラムin宮崎
令和6年12月10日(火)・11日(水)
宮崎県宮崎市開催
会場へのアクセス
宮崎市民プラザ
宮崎市橘通西1丁目1番2号
TEL 0985-24-1008
■電車・バスをご利用の方
宮崎駅・南宮崎駅からバスで10分
橘通1丁目バス停から徒歩3分
■空港をご利用の方
宮崎空港からバスで25分、タクシーで20分
プログラム・タイムテーブル
コース① 一般プログラム
対象:どなたでも
表現活動鑑賞や基調講演、映像プログラム
表現活動を鑑賞し、基調講演では共生社会の実現に向けて先駆的に取り組みを推進する実践者からお話をうかがいます。映像プログラムでは、日本の障害福祉の父と言われる「糸賀一雄」の思想と実践について学びます。
*1日目14:00までのプログラムにご参加いただきます
コース② 企業向け研修
対象:企業経営者・管理職等
共生社会づくりリーダー養成研修
SDGsや多様性の求められる現代、誰もが働きやすい職場にしていくのは非常に難しいものです。そこで、日常的にケアを通じて多様な人とのコミュニケーションを図っている福祉業界の技術や福祉の思想・視点を学ぶプログラムです。
*1日目14:00以降のプログラムに参加していただきます。コース①とのダブル受講を推奨します
コース③ 福祉職向け研修
対象:福祉職・学生
共生社会における語り部等養成研修
津久井やまゆり園事件を契機に、福祉に携わる人々の資質や対話のあり方が問われています。対象別に2つの分科会(下部参加申込方法参照)にわかれ、共生社会の基本理念について考え、普及啓発のための語り部を目指すプログラムです。
*2日間のプログラムにご参加いただきます
1日目
14:00まではコース①・③共通(コース②の方はコース①とのダブル受講を推奨)
10:00 – 10:10
開会あいさつ
10:15 – 10:55
表現活動
「芸術文化を通して出会った表現と活動紹介」
11:00 – 12:00
基調講演
「いのちに意味がある ~私たちは何を大切にしてきたのか〜」
認定NPO法人抱樸 奥田 知志 氏
13:00 – 14:00
映像
NHKスペシャル「ラストメッセージ この子らを世の光に」
日本初の公的福祉施設「近江学園」設立に尽力した糸賀一雄と彼を支えた池田太郎や田村一二らについて紹介。障害のある子どもたちと寝食を共にし、生き生きと暮らす糸賀や職員たちの姿を記録した当時のフィルムに映るのは、まさに「福祉」の原点と言える。
14:15 – 17:30
コース② 企業向け研修
ミニ講義+グループセッション
福祉の世界に学ぶ講義(障害福祉を拓いた先人の実践と思想、ビジネスや企業経営に活かす福祉的視点等)および障害者や生きづらさのある人の雇用をテーマとしてPCAGIP(ピカジップ)法を用いた対話型のグループセッションを通じて多様な人とのコミュニケーションを学びます。
コース③ 福祉職向け研修
グループワーク研修①
(第1分科会「福祉支援語り部(中堅)」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
いずれの分科会でも福祉の思想・普遍的価値の共有を目的として、表現活動や基調講演、映像プログラムを題材に、個人の内面に向き合うワークとグループディスカッションを行います。
2日目
2日目は「コース③ 福祉職向け研修」のみ
9:30 – 12:00
グループワーク研修②
(第1分科会「福祉支援語り部(中堅)」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
第1分科会では、やまゆり園での事件を題材に、“生きる意味のない命がある”“障害者は社会に不幸をもたらすだけ”という考えに同調する意見などに返す言葉をもつためのワークを行います。第2分科会では、NHK Eテレ「バリバラ」の出演などで知られる玉木幸則氏とともに、“そもそも障害とはなんだろう?”をテーマに率直に語り合います。
13:00 – 15:00
グループワーク研修③
(第1分科会「福祉支援語り部(中堅)」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
第1分科会ではグループワーク研修①や②を踏まえて、それぞれが自らの職場に戻って語りの場を持つことができるよう、メンターのサポートを受けながらアクションプランを作成します。第2分科会では、グループワーク研修②の議論を引き継ぎながら、玉木幸則氏とともに、“受講者一人ひとりが抱える生きづらさ”を言葉にしながら、“福祉=幸せの追求”や“そもそも人が生きること”について、向き合います。
15:00 – 16:00
全体共有・講評/まとめ・ふりかえり/閉会あいさつ
出演者・講師
宮崎県障がい者芸術文化支援センター (アートステーションどんこや)
宮崎県障がい者芸術文化支援センターは、障がいのある人の芸術文化活動の支援拠点として「アートステーションどんこや」で活動しています(2019年~)。どんこやは1994年に「障害者芸術村」としてスタートし、芸術活動を通して社会と関わり、それぞれの自立の形の創造を目指しています。 “芸術文化活動で「知る、学ぶ、触れる」が共に「知りあう、学びあう、触れあう」へ”をテーマに、芸術文化を通して出会った障がいのある人の表現や活動内容を紹介します。
奥田 知志 氏
認定NPO法人抱樸 理事長
1963年滋賀県生まれ。関西学院大学・大学院卒。東八幡キリスト教会牧師、NPO法人抱樸理事長、NPO法人ホームレス支援全国ネットワーク理事長、公益財団法人共生地域創造財団代表理事、一般社団法人生活困窮者自立支援全国ネットワーク代表理事、一般社団法人全国居住支援法人協議会共同代表。NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演。著書多数。
受講要件
コース①
どなたでもご参加いただけます。
コース②
受講要件はありませんが、企業経営者をはじめ、人事管理や業務遂行のリーダー的役割を担う方など。
コース③
2つの分科会に分かれます。
それぞれの要件は以下の通りです。
<第1分科会>福祉支援語り部(中堅)
福祉職や教員および行政職としてとしておおむね5年以上の現場経験を有し、職場で中堅職員、管理者等として職員を指導・助言する立場にある人。研修を経て共生社会の基本理念を職場内で実践し、語り広めることが期待できる人で、所属の施設・事業所、社会福祉協議会、社会福祉法人経営者協議会、学校長・教育委員会、自治体等から推薦された人。
<第2分科会>学生・新任者
在籍する学部等を問わず、福祉に強く関心がある大学生等。または、福祉施設・事業所等に就職しておおむね数年以内の新任者や内定者。
参加申込方法・定員
申込方法
いずれのコースも事前申込が必要です。必要事項を記入の上、申込フォームまたはFAX(077-567-1708)でお申し込みください。「コース①一般プログラム」と「コース②企業向け研修」に受講要件はありませんが、「コース③福祉職向け研修」は上記の受講要件を満たす方が対象です。また、コース③福祉職向け研修参加者には事前に資料をお送りします。あらかじめ資料を読んで研修に臨んでください。
申込受付締切:令和6年11月27日(水)※定員になり次第、締め切りとします。
定員
コース①一般プログラム 70名
コース②企業向け研修 10名
コース③福祉職向け研修 20名
(第1分科会12名/第2分科会8名)
主催・実施
主催:厚生労働省
実施:公益財団法人糸賀一雄記念財団、共生社会フォーラム in宮崎開催委員会
[共生社会フォーラム in宮崎開催委員会 構成団体]
特定非営利活動法人 障害者自立応援センターYAH!DOみやざき、
社会福祉法人 清樹会、 社会福祉法人 ゆくり、 合同会社 大盛