共生社会フォーラムin千葉

令和2年12月17日(木)・18日(金)

千葉県千葉市開催

会場へのアクセス

千葉県文化会館

JR「本千葉」駅より徒歩約10分

千葉都市モノレール「県庁前」駅より徒歩約7分

京成バス「郷土博物館・千葉県文化会館前」より徒歩約2分

千葉市中央区市場町11‐2
TEL 043‐222‐0201

 

プログラム・タイムテーブル

コース①一般参加

基調講演やトークプログラム

松本佳奈氏によるパフォーマンス、基調講演では共生社会の実現に向けて先駆的に取り組みを推進する実践者からお話をうかがいます。上映では、日本の障害福祉の父と言われる「糸賀一雄」の思想と実践についてまとめたNHK番組をご覧いただきます。

*1日目14:10までのプログラムにご参加いただきます

コース②研修参加

共生社会における語り部等養成研修

津久井やまゆり園事件を契機に、福祉に携わる人々の資質や対話のあり方が問われています。研修では福祉施設で職員を指導・助言する立場にあり共生社会の基本理念を語り広める「福祉支援語り部」を養成する第1分科会、福祉分野に関心を持つ学生や福祉職新任者の方を対象とする第2分科会に分かれてのグループワーク研修を行います。
*2日間すべてのプログラムにご参加いただきます

1日目

10:00 – 10:05

開会あいさつ

10:05 – 11:00

表現活動

松本 佳奈 氏

11:00 – 12:00

基調講演

「かけがいのないいのちの発信~福祉の思想の伝え方~」
植草学園大学副学長・教授/毎日新聞客員編集委員 野澤 和弘 氏

13:00 – 14:10

上映

NHKスペシャル「ラストメッセージ この子らを世の光に(※脚注)」

「ラストメッセージ この子らを世の光に」
日本初の公的福祉施設「近江学園」設立に尽力した糸賀一雄と彼を支えた池田太郎や田村一二らについて紹介。障害のある子どもたちと寝食を共にし、生き生きと暮らす糸賀や職員たちの姿を記録した当時のフィルムに映るのは、まさに「福祉」の原点と言える。

14:30 – 17:30

グループワーク研修①

(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)

いずれの分科会でも福祉の思想・普遍的価値の共有を目的として、基調講演や映像&トークプログラムを題材に、個人の内面に向き合うワークとグループディスカッションを行います。

2日目

9:30 – 12:00

グループワーク研修②

(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生」グループ)

第1分科会では、やまゆり園での事件を題材に、“生きる意味のない命がある”“障害者は社会に不幸をもたらすだけ”という考えに同調する意見に返す言葉をもつためのワークを行います。第2分科会では、社会福祉法人西宮市社会福祉協議会の職員でNHK Eテレ「バリバラ」の出演などで知られる玉木幸則氏とともに、“そもそも障害とはなんだろう?”をテーマに率直に語り合います。

13:00 – 15:30

グループワーク研修③

(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)

第1分科会ではグループワーク研修①や②を踏まえて、それぞれが自らの職場に戻って語りの場を持つことができるよう、メンターのサポートを受けながらアクションプランを作成します。第2分科会では、グループワーク研修②の議論を引き継ぎながら、玉木幸則氏とともに、“受講者一人ひとりが抱える生きづらさ”を言葉にしながら、“福祉=幸せの追求”や“そもそも人が生きること”について、向き合います。

15:30 – 16:00

全体共有・講評/まとめ・ふりかえり/閉会あいさつ

出演者・講師

松本 佳奈 氏

1985年生まれ、千葉県木更津市出身のシンガーソングライター。 母子家庭に育ち、家族と価値観が衝突した経験や、いじめや学級崩壊がきっかけで不登校になったこと。過集中や注意欠陥など自身の「個性」と、“自己責任社会”との折り合いが付けられず悩んだことなどから歌詞を書き、曲を紡いできた。 現在、0歳と2歳の育児中。

野澤 和弘 氏

植草学園大学副学長・教授/毎日新聞客員編集委員

1983年早稲田大学法学部卒業、毎日新聞入社。2009年より論説委員を務める。いじめ、引きこもり、薬害エイズ、児童虐待、障害者虐待などに取り組む。主な著書に「あの夜、君が泣いたわけ」(中央法規)、「障害者のリアル×東大生のリアル」(ぶどう社)、「なぜ人は虐待するのか」(Sプランニング)、「わかりやすさの本質」(NHK出版)。

受講要件

コース①

どなたでもご参加いただけます。

コース②

2つの分科会に分かれます。
それぞれの要件は以下の通りです。

 

<第1分科会>福祉支援語り部(中堅)

福祉職や教員および行政職としてとしておおむね5年以上の現場経験を有し、職場で中堅職員、管理者等として職員を指導・助言する立場にある人。研修を経て共生社会の基本理念を職場内で実践し、語り広めることが期待できる人で、所属の施設・事業所、社会福祉協議会、社会福祉法人経営者協議会、学校長・教育委員会、自治体等から推薦された人。

 

<第2分科会>学生・新任者

在籍する学部等を問わず、福祉に強く関心がある大学生等。または、福祉施設・事業所等に就職しておおむね数年以内の新任者や内定者。

参加申込方法・定員

申込方法

申し込みは、一般参加可能な基調講演やトークプログラムのみ参加の「コース①一般参加」とコース①に加えて共生社会における語り部等養成研修に参加する「コース②研修参加」の2種で、いずれも事前の申込が必要です。必要事項を記入の上、申込フォームまたはFAX(077-567-1708)でお申し込みください。「コース①一般参加」に参加条件はありませんが、「コース②研修参加」は上記の受講要件を満たす方が対象です。また、研修参加者には事前に資料をお送りします。あらかじめ資料を読んで研修に臨んでください。

申込受付期間:令和2年11月5日(木)〜令和2年12月14日(月)※定員になり次第、締め切りとします。

定員

コース①一般参加 60名

コース②研修参加 24名
(第1分科会16名/第2分科会8名)

主催・実施

主催:厚生労働省

実施:公益財団法人糸賀一雄記念財団、共生社会フォーラムin千葉開催委員会

(共生社会フォーラム in千葉開催委員会 構成団体は以下

社会福祉法人フラット/社会福祉法人千葉市手をつなぐ育成会/社会福祉法人りべるたす
株式会社ベストサポート/社会福祉法人清心会/社会福祉法人昴/NPO法人エンジョイ・パートナーほっと