新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、中止となりました。
共生社会フォーラムin高知
令和3年9月8日(水)・9日(木)
高知市春野町開催
会場へのアクセス
高知市春野文化ホール ピアステージ
高知市春野町西分340番地
TEL 088-894-6767
バス停「春野庁舎前」より 徒歩約1分
高知駅より 車約35分/高知自動車道「土佐IC」より 車約20分
※高知市内中心部と「春野庁舎前」を結ぶ「JAはるの線」は平日8便のみ。詳しいアクセス方法は、「高知市春野文化ホール ピアステージ」ホームページのアクセスをご覧ください。
プログラム・タイムテーブル
コース①一般参加
基調講演や映像プログラム
基調講演では共生社会の実現に向けて先駆的に取り組みを推進する2人の実践者からお話をうかがいます。映像プログラムでは、日本の障害福祉の父と言われる「糸賀一雄」の思想と実践について学びます。
*1日目14:15までのプログラムにご参加いただきます
コース②研修参加
共生社会における語り部等養成研修
津久井やまゆり園事件を契機に、福祉に携わる人々の資質や対話のあり方が問われています。対象別に2つの分科会にわかれ、共生社会の基本理念について考え、普及啓発のための語り部を目指すプログラムです。
*コース①に加え2日間すべてのプログラムにご参加いただきます
1日目
10:00 – 10:05
開会あいさつ
10:05 – 11:00
表現活動
ピアノ演奏 豊永 桃子 氏
11:00 – 12:00
基調講演
「かけがえのないいのちの発信~福祉の思想の伝え方~」
植草学園大学副学長・教授/毎日新聞客員編集委員 野澤 和弘 氏
13:00 – 14:15
映像
NHKスペシャル「ラストメッセージ この子らを世の光に」
「ラストメッセージ この子らを世の光に」
日本初の公的福祉施設「近江学園」設立に尽力した糸賀一雄と彼を支えた池田太郎や田村一二らについて紹介。障害のある子どもたちと寝食を共にし、生き生きと暮らす糸賀や職員たちの姿を記録した当時のフィルムに映るのは、まさに「福祉」の原点と言える。
14:30 – 17:30
グループワーク研修①
(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
いずれの分科会でも福祉の思想・普遍的価値の共有を目的として、基調講演や映像プログラムを題材に、個人の内面に向き合うワークとグループディスカッションを行います。
2日目
9:30 – 12:00
グループワーク研修②
(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
第1分科会では、やまゆり園での事件を題材に、“生きる意味のない命がある”“障害者は社会に不幸をもたらすだけ”という考えに同調する意見などに返す言葉をもつためのワークを行います。第2分科会では、NHK Eテレ「バリバラ」の出演などで知られる玉木幸則氏とともに、“そもそも障害とはなんだろう?”をテーマに率直に語り合います。
13:00 – 15:00
グループワーク研修③
(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
第1分科会ではグループワーク研修①や②を踏まえて、それぞれが自らの職場に戻って語りの場を持つことができるよう、メンターのサポートを受けながらアクションプランを作成します。第2分科会では、グループワーク研修②の議論を引き継ぎながら、玉木幸則氏とともに、“学生一人ひとりが抱える生きづらさ”を言葉にしながら、“福祉=幸せの追求”や“そもそも人が生きること”について、向き合います。
15:00 – 16:00
全体共有・講評/まとめ・ふりかえり/閉会あいさつ
講師・出演者
豊永 桃子 氏
ピアニスト
5歳よりピアノを小佐井淑子氏に師事。コミュニケーションが苦手でこだわりが強いという個性を持ち14歳の時発達障害と診断される。入退院を繰り返し学校に通えない時期もピアノが心の支えとなる。現在は就労支援の事業所おしごと画楽で働きながら研鑽を積み、演奏活動を続けている。2018年アメリカ・ニューヨークで開催された世界障害者ピアノコンクールに日本代表として出場し、ベストエフォートプライズ特別賞受賞。2019年受賞記念リサイタル開催。同年、高知県文化環境功労者表彰受賞。
野澤 和弘 氏
植草学園大学副学長・教授/毎日新聞客員編集委員
1983年早稲田大学法学部卒業、毎日新聞入社。2009年より論説委員を務める。いじめ、引きこもり、薬害エイズ、児童虐待、障害者虐待などに取り組む。主な著書に「あの夜、君が泣いたわけ」(中央法規)、「障害者のリアル×東大生のリアル」(ぶどう社)、「なぜ人は虐待するのか」(Sプランニング)、「わかりやすさの本質」(NHK出版)。
受講要件
コース①
どなたでもご参加いただけます。
コース②
2つの分科会に分かれます。
それぞれの要件は以下の通りです。
<第1分科会>福祉支援語り部(中堅)
福祉職や教員および行政職としてとしておおむね5年以上の現場経験を有し、職場で中堅職員、管理者等として職員を指導・助言する立場にある人。研修を経て共生社会の基本理念を職場内で実践し、語り広めることが期待できる人で、所属の施設・事業所、社会福祉協議会、社会福祉法人経営者協議会、学校長・教育委員会、自治体等から推薦された人。
<第2分科会>学生・新任者
在籍する学部等を問わず、福祉に強く関心がある大学生等。または、福祉施設・事業所等に就職しておおむね数年以内の新任者や内定者。
参加申込方法・定員
申込方法
申し込みは、一般参加可能な基調講演や映像プログラムのみ参加の「コース①一般参加」とコース①に加えて共生社会における語り部等養成研修に参加する「コース②研修参加」の2種で、いずれも事前の申込が必要です。必要事項を記入の上、申込フォームまたはFAX(077-567-1708/申込書様式PDF)でお申し込みください。「コース①一般参加」に参加条件はありませんが、「コース②研修参加」は上記の受講条件を満たす方が対象です。また、研修参加者には事前に資料をお送りします。あらかじめ資料を読んで研修に臨んでください。
申込受付期間:令和3年7月20日(火)〜令和3年8月31日(火)※定員になり次第、締め切りとします。
定員
コース①一般参加 60名
コース②研修参加 24名
(第1分科会16名/第2分科会8名)
主催・実施
主催:厚生労働省
実施:公益財団法人糸賀一雄記念財団、共生社会フォーラムin高知開催委員会
(共生社会フォーラム in高知開催委員会 構成団体は以下)
NPO法人脳損傷友の会高知 青い空 / 社会福祉法人ファミーユ高知 / 医療法人新松田会 愛宕病院 / 越知町包括支援センター / 高知県子ども・福祉政策部 障害保健支援課