共生社会フォーラムin滋賀[全体フォーラム2021]
令和3年12月7日(火)・8日(水)
滋賀県彦根市開催
会場へのアクセス
滋賀大学 彦根キャンパス 講堂
JR「彦根駅」から直行バスまたはタクシーで約10分
滋賀県彦根市馬場1丁目1番1号
TEL 0749-27-1005
プログラム・タイムテーブル
コース①一般参加
表現活動・映像・シンポジウム
糸賀一雄記念賞音楽祭の映像や 湖南ダンスカンパニーによるパ フォーマンスの鑑賞、「糸賀一雄」の 思想と実践についてまとめたNHK 番組の視聴をします。また、今回は 全体フォーラムとしてシンポジウム も開催します。
*1日目14:30までのプログラムにご参加いただきます
コース②研修参加
語り部等養成研修
福祉施設で職員を指導・助言する立場にあり共生社会の基本理念を語り広める「福祉支援語り部」を養成する第1分科会、福祉分野に関心を持つ学生や福祉職新任者の方を対象とする第2分科会に分かれてのグループワーク研修を行います。
*2日間すべてのプログラムにご参加いただきます
コース③実践報告・交流会
過去の研修受講生対象
これまで各ブロックで開催した研修の受講経験者とメンターによる実践報告・交流会を開催します。研修受講時に作成したアクションプラン等に基づき、職場や地域で行った実践例を情報交換し、各人の今後の展開について話し合います。
*1日目すべてのプログラムにご参加いただきます
1日目
9:45 – 10:00
開会あいさつ
10:00 – 10:20
表現活動(映像)
「 糸賀一雄記念賞第19回音楽祭」
10:20 – 10:50
表現活動
湖南ダンスカンパニー
11:00 – 12:00
映像視聴
NHKスペシャル「ラストメッセージ この子らを世の光に」
日本初の公的福祉施設「近江学園」設立に尽力した糸賀一雄と彼を支えた池田太郎や田村一二らについて紹介。障害のある子どもたちと寝食を共にし、生き生きと暮らす糸賀や職員たちの姿を記録した当時のフィルムに映るのは、まさに「福祉」の原点と言える。
13:00 – 14:30
シンポジウム
「 いのちに意味がある~共生社会フォーラムで何を大切にしてきたのか~」
シンポジスト 奥田 知志 氏・近藤 紀章 氏・田中 正博 氏
14:45 – 17:30
コース②対象
グループワーク研修①
(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
いずれの分科会でも福祉の思想・普遍的価値の共有を目的として、基調講演や映像&トークプログラムを題材に、個人の内面に向き合うワークとグループディスカッションを行います。
14:45 – 16:00
コース③対象
実践報告・交流会
これまでのフォーラムにおける コース②受講経験者とメンター 経験者を対象に実施します。
2日目
9:30 – 12:00
グループワーク研修②
(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生」グループ)
第1分科会では、やまゆり園での事件を題材に、“生きる意味のない命がある”“障害者は社会に不幸をもたらすだけ”という考えに同調する意見などに返す言葉をもつためのワークを行います。第2分科会では、一般社団法人兵庫県相談支援ネットワークの代表理事でNHK Eテレ「バリバラ」の出演などで知られる玉木幸則氏とともに、“そもそも障害とはなんだろう?”をテーマに率直に語り合います。
13:00 – 15:30
グループワーク研修③
(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
第1分科会ではグループワーク研修①や②を踏まえて、それぞれが自らの職場に戻って語りの場を持つことができるよう、メンターのサポートを受けながらアクションプランを作成します。第2分科会では、グループワーク研修②の議論を引き継ぎながら、玉木幸則氏とともに、“学生一人ひとりが抱える生きづらさ”を言葉にしながら、“福祉=幸せの追求”や“そもそも人が生きること”について、向き合います。
15:30 – 16:00
全体共有・講評/まとめ・ふりかえり/閉会あいさつ
出演者・講師
糸賀一雄記念賞音楽祭
糸賀一雄記念賞の受賞者を 県民で祝うことを目的に2002 年スタート。「うた」、「打楽器 演奏」、「ダンス・身体表現」ワークショップに参加する人たちの表現は、様々な垣根を越えたボーダレスで魅力あふれるステージとして構成され、人が表現することの本質を投げかけてきた。第20回を滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで2022年2月に開催予定。
湖南ダンスカンパニー
滋賀県湖南圏域に住む障害 のある人とプロのダンサー、 福祉施設職員が、共に踊り舞 台をつくるアーティスト集団。 その人の個性や習慣、ついはみ出してしまう行動をすべて ダンスとして肯定し、毎月2回のワークショップを「湖南音 楽祭」と称する「本番」として積み重ね、毎年「糸賀一雄記念 賞音楽祭」にて新作を発表。国内外で公演活動を行う。
シンポジスト
奥田 知志 氏
認定特定非営利活動法人 抱樸
1963年滋賀県生まれ。関西学院大学・大学院卒。東八幡キリスト教会牧師、NPO法人抱樸理事長、NPO法人ホームレス支援全国ネットワーク理事長、公益財団法人共生地域創造財団代表理事、一般社団法人生活困窮者自立支援全国ネットワーク代表理事、一般社団法人全国居住支援法人協議会共同代表。NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演。著書多数。
近藤 紀章 氏
NPO法人とんがるちから研究所 代表理事
滋賀大学環境総合研究センター客員研究員。2007年滋賀県立大学大学院環境科学研究科後期博士課程満期退学、地域づくり教育研究センター研究員、NPO法人五環生活代表理事を経て、2016年から現職。博士(経済学)。共生社会フォーラムの語り部養成研修の企画運営を担当。
田中 正博 氏
全国手をつなぐ育成会連合会 専務理事
1982年民間福祉団体このみ設立に参画。その後、東久留米市 さいわい福祉センター、社会福祉法人を経て、2004~2008年 国立のぞみの園。 2010年障がい者制度改革推進会議総合福祉 部会委員。2011年~全国手をつなぐ育成会連合会常務理事を 経て現職。共生社会フォーラムでは語り部養成研修アドバイザー。
受講要件
コース①
どなたでもご参加いただけます。
コース②
2つの分科会に分かれます。
それぞれの要件は以下の通りです。
<第1分科会>福祉支援語り部(中堅)
福祉職や教員および行政職としてとしておおむね5年以上の現場経験を有し、職場で中堅職員、管理者等として職員を指導・助言する立場にある人。研修を経て共生社会の基本理念を職場内で実践し、語り広めることが期待できる人で、所属の施設・事業所、社会福祉協議会、社会福祉法人経営者協議会、学校長・教育委員会、自治体等から推薦された人。
<第2分科会>学生・新任者
在籍する学部等を問わず、福祉に強く関心がある大学生等。または、福祉施設・事業所等に就職しておおむね数年以内の新任者や内定者。
コース③
これまでに語り部等養成研修を受講された方が対象です。
受講対象者の方には、プログラムの詳細を個別にご案内します。
参加申込方法・定員
申込方法
コース①のみ参加の「一般参加」とコース①・②両方に参加する「研修参加」、いずれも事前の申込が必要です。ウェブサイト、もしくは裏面申込書の必要事項を記入の上、申込フォームまたはFAX(077-567-1708)でお申し込みください。「一般参加」に参加条件はありませんが、「研修参加」は上記の受講要件を満たす方が対象です。また、研修参加者は事前にお送りする資料を読んで研修に臨んでください。コース③の受講対象者には個別にご案内します。
申込受付期間:令和3年11月1日(月)〜令和3年11月30日(火)※定員になり次第、締め切りとします。
定員
コース①一般参加 60名
コース②研修参加 24名
(第1分科会16名/第2分科会8名)
コース③交流会参加 20名
(他オンライン視聴多数)
主催・実施
主催:厚生労働省
実施:公益財団法人糸賀一雄記念財団