共生社会フォーラムin佐賀
令和5年1月27日(金)・28日(土)
佐賀県佐賀市開催
会場へのアクセス
アバンセ
佐賀県立共同男女参画センター/佐賀県立生涯学習センター
佐賀県佐賀市天神三丁目2-11
(どんどんどんの森内)
TEL 0952-26-0011
JR佐賀駅南口より徒歩約10分
佐賀市営バス「どん3の森バス停 」下車徒歩約3分
※28日の会場は「佐賀市文化会館(JR佐賀駅北口より徒歩約20分)」となります。
プログラム・タイムテーブル
コース①一般参加
基調講演や映像プログラム
表現活動と基調講演では共生社会の実現に向けて先駆的に取り組みを推進する実践者の演奏・講演を聴講します。映像プログラムでは、日本の障害福祉の父と言われる「糸賀一雄」の思想と実践について学びます。
*1日目12:30までのプログラムにご参加いただきます
コース②研修参加
共生社会における語り部等養成研修
津久井やまゆり園事件を契機に、福祉に携わる人々の資質や対話のあり方が問われています。対象別に2つの分科会にわかれ、共生社会の基本理念について考え、普及啓発のための語り部を目指すプログラムです。
*コース①に加え2日間すべてのプログラムにご参加いただきます
1日目
9:30 – 9:40
開会あいさつ
9:40 – 10:10
表現活動
Vivimos (ヴィヴィモス)
10:10 – 11:20
映像
NHKスペシャル「ラストメッセージ この子らを世の光に」
「ラストメッセージ この子らを世の光に」
日本初の公的福祉施設「近江学園」設立に尽力した糸賀一雄と彼を支えた池田太郎や田村一二らについて紹介。障害のある子どもたちと寝食を共にし、生き生きと暮らす糸賀や職員たちの姿を記録した当時のフィルムに映るのは、まさに「福祉」の原点と言える。
11:20 – 12:30
基調講演
「いのちに意味がある ~私たちは何を大切にしてきたのか〜」
認定特定非営利活動法人 抱樸 奥田 知志 氏
13:30 – 16:30
グループワーク研修①
(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
いずれの分科会でも福祉の思想・普遍的価値の共有を目的として、基調講演や映像プログラムを題材に、個人の内面に向き合うワークとグループディスカッションを行います。
2日目
9:30 – 12:00
グループワーク研修②
(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
第1分科会では、やまゆり園での事件を題材に、“生きる意味のない命がある”“障害者は社会に不幸をもたらすだけ”という考えに同調する意見などに返す言葉をもつためのワークを行います。第2分科会では、NHK Eテレ「バリバラ」の出演などで知られる玉木幸則氏とともに、“そもそも障害とはなんだろう?”をテーマに率直に語り合います。
13:00 – 15:00
グループワーク研修③
(第1分科会「福祉支援語り部」グループ/第2分科会「学生・新任者」グループ)
第1分科会ではグループワーク研修①や②を踏まえて、それぞれが自らの職場に戻って語りの場を持つことができるよう、メンターのサポートを受けながらアクションプランを作成します。第2分科会では、グループワーク研修②の議論を引き継ぎながら、玉木幸則氏とともに、“学生一人ひとりが抱える生きづらさ”を言葉にしながら、“福祉=幸せの追求”や“そもそも人が生きること”について、向き合います。
15:00 – 16:00
全体共有・講評/まとめ・ふりかえり/閉会あいさつ
パフォーマー/講師
Vivimos (ヴィヴィモス)
『ともに学び、ともに育ち、おなじ社会で生きていく!』
NPO法人らいふステージの音楽好きな仲間たちで結成したバンド。2015年春にVivimosとしての活動を本格始動、佐賀県基山町や福岡県小郡市をメインに、県内外でライブを行っています。メンバーは知的障害・精神障害・身体障害など何らかの生きにくさを持った方々です。ロック、ポップス、フォークソングのジャンルのメンバー自らが作詞・作曲したオリジナルソングや、耳なじみのあるカバー曲で、地域の行事やお祭り、慰問活動などに積極的に取り組んでいます。
奥田 知志 氏
認定特定非営利活動法人 抱樸 理事長
1963年滋賀県生まれ。関西学院大学・大学院卒。東八幡キリスト教会牧師、NPO法人抱樸理事長、NPO法人ホームレス支援全国ネットワーク理事長、公益財団法人共生地域創造財団代表理事、一般社団法人生活困窮者自立支援全国ネットワーク代表理事、一般社団法人全国居住支援法人協議会共同代表。NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演。著書多数。
受講要件
コース①
どなたでもご参加いただけます。
コース②
2つの分科会に分かれます。
それぞれの要件は以下の通りです。
<第1分科会>福祉支援語り部(中堅)
福祉職や教員および行政職としてとしておおむね5年以上の現場経験を有し、職場で中堅職員、管理者等として職員を指導・助言する立場にある人。研修を経て共生社会の基本理念を職場内で実践し、語り広めることが期待できる人で、所属の施設・事業所、社会福祉協議会、社会福祉法人経営者協議会、学校長・教育委員会、自治体等から推薦された人。
<第2分科会>学生・新任者
在籍する学部等を問わず、福祉に強く関心がある大学生等。または、福祉施設・事業所等に就職しておおむね数年以内の新任者や内定者。
参加申込方法・定員
定員
コース①一般参加 100名
コース②研修参加 40名
(第1分科会30名/第2分科会10名)
主催・実施
主催:厚生労働省
実施:公益財団法人糸賀一雄記念財団、共生社会フォーラムin佐賀開催委員会